1 首都圏の虎 ★ :2021/05/17(月) 19:57:12.04

長嶋、王、バースから古田、桑田、清原まで……球界を彩った24人のスターたちは「最後の1年」をどう過ごしたのか? 去り際の熱いドラマを描いた『現役引退――プロ野球名選手「最後の1年」』(新潮新書)が発売された。そのなかから、いまやタレントとして大活躍の長嶋一茂の“現役引退”までを紹介する。93年、一茂はヤクルトから巨人へ金銭トレードで移籍してきたが……(全2回の後編/前編へ)。

帰ってきたミスター、27歳のジュニア、加えてドラフトで引き当てたゴジラ松井という大物ルーキーもいた。93年宮崎キャンプはほとんどパニックのような熱狂を生み出すことになる。日曜午後のオープン戦地上波中継が視聴率20パーセント超えの異常事態。「週刊現代」93年2月6日号では、「松井秀喜vs.長嶋一茂 最後に笑うのはオレだ」という特集が組まれたほどだ。

 オープン戦で2打席連発弾など猛アピールを続けた真新しい背番号36は、ついに「6番レフト」で開幕スタメンを勝ち取る。その後は打撃の調子を落とし、二軍のデーゲームに出場してから一軍のナイターに駆け付けたこともあったが、4月23日には甲子園の阪神戦で左翼席へ移籍後初本塁打。これがセ・リーグ3万号のメモリアルアーチでもあった。「7番サード」で5打数3安打2打点の猛打賞アピール。ベンチではジャイアンツの長嶋監督、いやオヤジが見ている。余計なものなど何もない。ある意味、ガキの頃からの夢がかなった夜だ。興奮のあまり寝付けなかった翌朝、宿舎近くの売店で新聞をすべて買い込んだ。そして、この時がプロ野球選手・長嶋一茂の絶頂だった。

30歳で迎えた「最後の1年」
 今年ダメなら終わり。住んでいるマンションの天井が低くて思うように素振りができないため、引っ越しまでした。しかし、リトルリーグ時代に痛めた右肘は限界を迎え、右膝の状態も日常生活に支障が出るレベルまで悪化。9月には渡米してスポーツ医学界の権威、フランク・ジョーブ博士の執刀で手術を受ける。そこからは負傷箇所を騙しながらプロ生活を送る。主な仕事は三塁守備固め兼右の代打。ヤクルト時代と同じく、その素質と人気を見込んでロッテや西武からのトレード打診が報じられたが、父が息子を放出することはなかった。

 この時期、巨人は大型補強時代へと突入。大森剛、吉岡雄二といった二軍のタイトルホルダーでも一軍での出場機会に恵まれず、井上真二はイースタン史上初の通算100本塁打という記録を作っている。特別扱いされる一茂の存在が彼らの成長を阻んでいるという報道があったのも事実だ。結果がすべてのプロ野球。95年は一軍出場なしの崖っぷち。自分なりにあがいて苦しんで、気が付けば30歳。ついにプロ9年目の96年シーズン、長嶋一茂は「最後の1年」を迎えることになる。

「暴言事件」「パニック障害」……
 原辰徳は前年限りで引退。新助っ人の三塁手ジェフ・マントを獲得するも、開幕から21打席ノーヒットと極度の打撃不振で一茂に出番が回ってくる。本拠地の中日戦で、約1年9カ月ぶりの先発サード起用に横っ飛びの美技で応え、ガルベスの完封勝ちに貢献した。だが、すべてをぶち壊す事件が起きる。5月13日、バント練習を命じた土井正三コーチに対し怒りが爆発。「くだらねえバント練習やらされちゃったよ! 何様のつもりでやってんだ! いらねえ、あんなヤツは!」なんて不満をぶちまけ、翌14日に罰金50万円の処分を課せられる。

 さらに追い打ちをかけるようにその夏、知人宅で神宮の花火大会を見物していたら、体が激しく揺れるような感覚に襲われた。その1週間後、食事中にトイレで倒れ、病院に運び込まれる。医師によると「過呼吸症候群」で自律神経をやられた可能性が高いという。自著『乗るのが怖い 私のパニック障害克服法』(幻冬舎新書)によると、発作の翌朝、川崎のよみうりランドにある二軍練習場に向かおうと、車に乗り込んだ途端に息苦しさを覚える。ヨタヨタと車を降り、歩きながら携帯電話で二軍マネージャーに自分の症状を伝えた。病院で「パニック障害」と診断され、毎朝の練習にも行くことができない。もはや野球どころではなかった。

父から息子に「お前はもう来季の戦力に入ってない」
 逃げるように箱根の山荘にこもり、ひたすら本を読む日々。この年、長嶋巨人は最大11・5差を逆転する“メークドラマ”を成し遂げるが、なんとか野球の結果を知ろうとテレビをつけても10分も見ていられない。


全文はソース元で
https://news.yahoo.co.jp/articles/715b9676c5ac0975d375b82700234639e32e7226

(出典 amd-pctr.c.yimg.jp)





25 名無しさん@恐縮です :2021/05/17(月) 20:17:25.48

>>1
>大森剛、吉岡雄二といった二軍のタイトルホルダーでも
>一軍での出場機会に恵まれず

どっちも近鉄に放出されてるのが何とも

吉岡さんは佐々木恭介の指導のおかげで
大砲として開花したから報われたが


45 名無しさん@恐縮です :2021/05/17(月) 20:35:28.09

>>1
けっこう晩年はマジてサードうまかった


4 名無しさん@恐縮です :2021/05/17(月) 20:00:01.45

30になって実家住まいかー


26 名無しさん@恐縮です :2021/05/17(月) 20:18:33.07

>>4
そこだよな。
自立心独立心の無い奴は勝ち残れない。


76 名無しさん@恐縮です :2021/05/17(月) 21:47:47.04

>>26
あれ?
確か中学からほぼ実家に居なくて家族団らんの記憶は小学生までしかないと言ってたよ


46 名無しさん@恐縮です :2021/05/17(月) 20:35:32.55

>>4
実家に呼ばれて告げられたってわけじゃないの?


97 名無しさん@恐縮です :2021/05/17(月) 22:11:11.21

>>4
今なら30で実家住まいは珍しくないけどあの当時なら珍しいな


5 名無しさん@恐縮です :2021/05/17(月) 20:00:35.13

プロの一軍でやるだけでも大したもんよ。


6 名無しさん@恐縮です :2021/05/17(月) 20:01:22.33

プロになれただけでもすごいよ
落合の息子なんて声出すだけの仕事だし


8 名無しさん@恐縮です :2021/05/17(月) 20:02:34.33

長嶋一茂 生涯成績 765打数 161安打 打率.210
桑田真澄 生涯成績 890打数 192安打 打率.216

長嶋一茂 35二塁打 6三塁打 18本塁打 82打点
桑田真澄 34二塁打 5三塁打  7本塁打 79打点

長嶋一茂 犠打 0  犠飛5 四球70
桑田真澄 犠打110 犠飛8 四球41

長嶋一茂 得点65 盗塁8 盗塁死7 三振215 併殺打31 
桑田真澄 得点75 盗塁0 盗塁死0 三振265 併殺打12


44 名無しさん@恐縮です :2021/05/17(月) 20:35:17.12

>>8
一茂程度しか打ってないと思うと桑田がショボく見えてしまうw


99 名無しさん@恐縮です :2021/05/17(月) 22:13:38.91

>>44
桑田は本人曰く、ベンチから三振命令(わざとアウト)が出ることもあったらしい。(完投前の最後の打席等)


88 名無しさん@恐縮です :2021/05/17(月) 21:58:34.62

>>8
ちょw わろたwww 
まーそれでもプロになってやってきただけでも凄いことなんだよな


91 名無しさん@恐縮です :2021/05/17(月) 21:59:55.49

>>8
桑田には負けるけど、デーブ大久保よりは生涯安打数多いんだよな


14 名無しさん@恐縮です :2021/05/17(月) 20:07:49.70

巨人ファンじゃないから詳しい事は分からんが
当時、原が可愛そうだと思った
なんでヤクルトから巨人に来て、そして
原より使ってもらえるのだろうと

今コメンテーターとかやってるけど
全部親父のおかげだということを理解しているのか


72 名無しさん@恐縮です :2021/05/17(月) 21:41:39.71

>>14
> 巨人ファンじゃないから詳しい事は分からんが
> 当時、原が可愛そうだと思った
> なんでヤクルトから巨人に来て、そして
> 原より使ってもらえるのだろうと

????


1993年 98試合 336打数 77安打 打率.229 11HR 44打点
1994年 67試合 227打数 58安打 打率.290 14HR 36打点
1995年 70試合 144打数 29安打 打率.201 06HR 15打点

一茂
1993年 56試合 134打数 29安打 打率.216 1HR 12打点
1994年 46試合 029打数 05安打 打率.172 1HR 01打点 
1995年 一軍出場なし


どこが原より使ってもらえてるんだ?


78 名無しさん@恐縮です :2021/05/17(月) 21:48:32.26

>>14
長島は原を完全に干したよな
美談のまま引退していったが本当に気の毒だった
他のチームに行ってほしかったよ


81 名無しさん@恐縮です :2021/05/17(月) 21:50:52.82

>>78
長嶋1年目の93年は原が全然ダメだったからなあ
前年と同じぐらい打ってれば落合の獲得も無かったんだし


15 名無しさん@恐縮です :2021/05/17(月) 20:08:07.95

原の代打で一茂は
一生許さない


17 名無しさん@恐縮です :2021/05/17(月) 20:11:44.18

通算打率が2割しかないゴミのくせに
テレビだとエラそうにしてるのは何で?


41 名無しさん@恐縮です :2021/05/17(月) 20:32:52.88

>>17
お前が偉そうにしてる理由と一緒


21 名無しさん@恐縮です :2021/05/17(月) 20:13:55.68

色んな選手や関係者が素質は凄かったって言ってただけに本人の意識や取り組み方に問題があったんやろ


29 名無しさん@恐縮です :2021/05/17(月) 20:20:58.27

>>21
コーチの言うことを全然聞かない


30 名無しさん@恐縮です :2021/05/17(月) 20:22:47.40

清原和博クラスの選手になれた」八重樫幸雄が惜しむ長嶋一茂の才能
https://sportiva.shueisha.co.jp/smart/clm/baseball/npb/2021/05/04/post_89/?cx_testId=0&cx_testVariant=cx_0&cx_artPos=0&cx_type=contextual#cxrecs_s


40 名無しさん@恐縮です :2021/05/17(月) 20:32:29.03

>>30
ひどいな


31 名無しさん@恐縮です :2021/05/17(月) 20:24:21.65

結局一茂とカツノリと福嗣の中でいちばん才能があったのは誰なんだろうな


35 名無しさん@恐縮です :2021/05/17(月) 20:29:11.94

>>31
かつのり


53 名無しさん@恐縮です :2021/05/17(月) 20:46:25.58

>>35
指導の才能は断然あるが身体能力が微妙だな 阻止率酷かったもの


54 名無しさん@恐縮です :2021/05/17(月) 20:48:05.16

>>31
みんな才能あるやん
タレントで引っ張りだこ、コーチで引っ張りだこ、声優で引っ張りだこ


66 名無しさん@恐縮です :2021/05/17(月) 21:25:42.74

>>31
三冠タイトル獲得数

2位 野村克也 本塁打王9回 打点王7回 首位打者1回 計17回
3位 落合博満 本塁打王5回 打点王5回 首位打者5回 計15回
4位 長嶋茂雄 本塁打王2回 打点王5回 首位打者6回 計13回

父親が偉大すぎたな


70 名無しさん@恐縮です :2021/05/17(月) 21:41:00.68

>>66
野村監督のホームランの大半は、後楽園以上の箱庭だった大阪球場の最前列にチョコンと流し込むやつで、あれ今なら必ずやネットイナゴの餌食のはず

何がいいたいかというと克則の素のフィジカルだと平成年代のプロとしては出力が致命的に足りなかった

理論は固めていたからコーチングはできているんだろう


79 名無しさん@恐縮です :2021/05/17(月) 21:49:02.77

>>70
そんな昔の時代のホームランの飛距離のデータなんてあるの?
脳内データ?


32 名無しさん@恐縮です :2021/05/17(月) 20:24:46.31

一茂の現役時代を知らないけど選手としては全然駄目だったの?


34 名無しさん@恐縮です :2021/05/17(月) 20:26:59.11

>>32
結果が全て


94 名無しさん@恐縮です :2021/05/17(月) 22:01:30.84

日米野球通算成績

川上 45試合 115打数 25安打  2本塁打 9打点 14三振 11四死球 打率.217
王  109試合 336打数 86安打 25本塁打 61打点 81三振 88四死球 打率.256
長嶋 69試合 200打数 59安打  6本塁打 27打点 20三振 26四死球 打率.295 5盗塁
野村 42試合 94打数  19安打 2本塁打 12打点 21三振 16四死球 打率.202
張本 42試合 128打数 32安打 2本塁打 14打点 21三振 9四死球 打率.250
落合 26試合 63打数  14安打 2本塁打 13打点 12三振 9四死球 打率.222
清原 30試合 97打数  16安打 1本塁打 9打点 31三振 14四死球 打率.165