「君たちは矢だ」艦長は言った…日米開戦80年 真珠湾奇襲、突撃した103歳元搭乗員の証言
「暴慢不遜そんナル宿敵米国ニ対シ愈々いよいよ12月8日ヲ期シテ開戦セラレントシ…」。1941(昭和16)年11月24日。千島列島・択捉えとろふ島の単冠ひとかっぷ湾に停泊していた空母「蒼龍そうりゅう」の艦内で、艦隊を率いる南雲忠一海軍中将の訓示を艦長が代読した。約80人の航空機搭乗員たちに、ハワイを攻撃し、米国と戦争を始める旨が告げられた。
吉岡政光さん(103歳)=東京都足立区=は「これは帰れない。ハワイで死ななければいけない」と、興奮から全身の血がすべてデッキに吸い取られるような感覚に陥った。
11月26日、空母6隻を中心に編成された海軍機動部隊は単冠湾を出発。12月8日(日本時間、現地時間は7日)。吉岡さんは3人乗りの「九七式艦上攻撃機」に搭乗し、飛行位置を割り出し、戦闘時に爆弾や魚雷を投下する「偵察員」を務めた。
艦長から激励を受け、重さ800キロの魚雷を搭載した機体は一路、オアフ島の真珠湾を目指した。日本軍の真珠湾攻撃などに端を発した太平洋戦争の開戦から12月8日で80年-。
石川県出身の吉岡さんは18歳のとき、役場に貼られた志願兵募集のポスターを見て「どうせ20歳で兵隊に取られるのだから」と、海軍に入った。操縦士を希望したが募集がなく、航法や戦闘で操縦士を補助する偵察員の道に進んだ。
真珠湾攻撃20日前の1941年11月18日、吉岡さんが乗り込んだ空母「蒼龍そうりゅう」は大分県・佐伯湾を出港する。艦内のパイプには凍結防止用の石綿が巻き付けられていた。一方で、半ズボンの作業服を積み込んだとの話も耳にした。「寒いところなのか、それとも暑いところへ行くのか」。乗艦歴は2年を超えていたが、航海の行き先を告げられなかったのは初めてだった。
それがハワイであることを知らされたのが、海軍機動部隊の集結地となった千島列島の択捉島に到着してからだった。
死は怖くなかった。むしろ「アメリカが世界一の海軍を持っていることは知っていたし、偵察員の同期でこんな大戦争に参加できるのは何人もいない。いい死に場所を与えてもらった」と喜んだという。
◆魚雷命中、と思いきや…
蒼龍から出撃して約2時間後、吉岡さんたちの第1次攻撃隊は朝を迎えたハワイ上空に到達する。分厚い雲の切れ間から海岸線が見え、隊長機からモールス信号で「全軍突撃せよ」を意味する「ト連送」が発信された。
戦艦の攻撃を命じられていたが、既に各所から黒煙が上がり目標が見つからない。ようやく、真珠湾内のフォード島西側に停泊する戦艦を認めた。高度10メートルの超低空で進入。戦艦に400メートルまで接近し、吉岡さんが魚雷を投下すると、一気に軽くなった機体がふわっと浮いた。ほどなく、魚雷は命中。高さ30メートルはあっただろうか、水柱が2本上がった。
しかし、すぐに攻撃は失敗だったことに気が付く。狙った戦艦の砲塔に砲身がなかったのだ。演習用の標的艦「ユタ」だった。
蒼龍に戻ると「武勇伝」を聞こうと待ち構えていた兵士に取り囲まれた。ようやく抜け出した時は、既に夕食の時間。搭乗員が集まった部屋は対照的に重苦しい空気が支配し、皆が黙々と食事を口にしていた。
◆戻らなかった戦友(略)
◆「戦争の無残さ みんな考えて」(略)
(小松田健一)
東京新聞 2021年12月8日 05時00分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/147450
でも侵略と圧政にあけくれた大日本帝国は数々の近代文学の巨匠を輩出してきたけど
戦後日本の平和と民主主義は何を生み出したよ?萌えアニメだけじゃね?
>>2
>戦後日本の平和と民主主義は何を生み出したよ?萌えアニメだけじゃね?
その戦後75年の平和そのものが一番大切な物だと思うがなあwww
>>2
というか21世紀になってからどの国もろくな芸術生み出せてないと思う
蒼龍か
ミッドウェイの時はどうだったんだろう
いろんな話を聞きたいけど本人は思い出したくないのかもしれないな
イギリス……世界の6分の1を植民地にしていたのに、謝罪したことは一度もない。
アメリカ……ハワイ、フィリピンを植民地にしたのに、謝罪したことは一度もない。
フランス……ベトナム・アルジェリアを植民地にしてたが、謝罪したことは一度もない。
オランダ……インドネシアを350年間植民地にしてたが、謝罪したことは一度もない。
ポルトガル……マカオを何世紀にも渡り植民地にしてたが、謝罪したことは一度もない。
スペイン……アメリカ大陸やフィリピンを何世紀にも渡り植民地にしてたが、謝罪したことは一度もない。
ロシア………東欧諸国を戦後弾圧し続けてたが、民主化後、謝罪したことは一度もない。
>>8
黒人には謝罪しているが、謝罪の仕方が独善的で、他国にも付き合わせるのは迷惑だ。
真珠湾攻撃はこのぐらい危険な冒険で、
それを大きな被害無くターゲットの戦艦はほとんどぶっ壊したのだから大成功でね
昭和のバカ戦を見るたびに幕末の幕閣・幕臣がいかに優秀だったか、
原理主義者による近代化で日本がどれだけ劣化したかよく分かる
日本の艦攻も艦爆も防御力ゼロ。
相手が攻撃してこない前提じゃないと使えないシロモノだった。
開戦後はほどなく七面鳥撃ちになった。
>>25
「七面鳥撃ち」と呼ばれたのは44年夏のマリアナ沖海戦だよ
1本では簡単に折れてしまうが、
簡単に折れる様な矢を3本束ねてもやっぱり折れちゃうっ!
>>26
魚雷が3本も束ねたみたいに同じ個所に命中したら戦艦でも艦体がマジでへし折れるぞ
そして現在
財界「使い捨ての矢がほしい」
政治家「はい」
そして低賃金奴隷激増
矢になるなんて矢だ矢だ矢だ
ほーれ矢だよー (AA略)
>>34
なんだそのつまようじは
「君達は嫌だ」
しかし大海原で点のような自軍の空母帰るとか想像すると無理ゲーだよな
日本も志願でもいいから短期の徴兵とかやればいいのに銃やバズーカの扱いくらい知っておいた方がいい
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